ビルを管理しているオーナーさんであれば、ビル清掃サービスについて調べたこと、もしくは今現在サービスを利用している方もいらっしゃると思います。清掃業者は多数ありますが、その中からコスパの良い1社を選ぶのってなかなか難しいですよね。そこでおすすめしたいのがフランチャイズ加盟店の清掃サービスです。詳しく説明していきます。

ビルメンテナンス協会のビルクリーニング技能士とは

ビルメンテナンス協会のビルクリーニング技能士とは建築物の内部や窓、外壁などの清掃業に長く従事したいのであれば、全国ビルメンテナンス協会が認定しているビルクリーニング技能士と呼ばれる国家資格を取得しておくと有利になるといわれていますが、この資格はいったいどのようなものなのでしょうか。

ビルクリーニング技能士は、数多くあるビルメンテナンス業務のうち、建築物の所有者から委託を受けてビル清掃作業を実施するのに必要な技能が一定のレベルに達していると判断された場合に認定される国家資格です。
創設されたのは1982年5月で、当初から全国ビルメンテナンス協会が国から試験業務を受託して検定を実施しています。
2015年度までは単一等級の国家資格でしたが、翌年度に制度の改正が実施されて1級、2級、3級、基礎1級、基礎2級の5つの等級からなる資格となりました。
しかし、等級が設けられても資格を取得するためには学科試験と実技試験の両方に合格しなければならないことは変わりません。

ビルクリーニング技能士の検定試験を受けるためには、ビルメンテナンスの仕事のうち清掃業務に従事していなければなりません。
実務経験の年数は受検する等級によって異なっており、3級はほとんど経験していない状態でも受けることができますが、何も資格取得していない状態から1級に挑戦する場合は実務経験が5年以上必要です。
ただし、2級の学科試験と実技試験に合格していれば、その後1年間実務経験を積めば1級の試験を受けられるようになります。

ビルクリーニング技能士の学科試験では業務に必要な知識が備わっているかをみる問題が択一式で出され、得点率が65パーセントに達していれば合格となります。
実技試験は、支給された用具を使って3つの課題を実施する作業試験およびペーパーテストから成り、各課題で4割以上得点した上で総得点が6割に達していれば合格です。

清掃業の仕事に就く場合は取得しておくと有利

ビルの清掃業を営む会社に就職や転職をする際にビルクリーニング技能士の資格を取っておくと有利だといわれるのは、将来ほかのビルメンテナンス業務に関する国家資格を取得するときや、ビルメンテナンスの仕事の幅を広げたいときに足がかりになるのが理由です。

1級ビルクリーニング技能士の資格を取得すると、清掃作業監督者と呼ばれる国家資格を得るために必要な講習会に参加する資格が得られます。
清掃作業監督者の講習会は2日間にわたって行われ、考査に合格すれば資格取得となります。
考査は主に講習の内容から出題されるため難易度は高くないので、講師の話はしっかり聞いておきましょう。

また、清掃作業監督者の有資格者になると、建築物の内部を清掃する業務において責任者となることができるようになるほか、ビルの清掃業を営む場合に必要な建築物清掃業の登録手続きの際に、清掃作業監督者の資格保有者の記入欄に自分の氏名等を記載して申請することが可能になります。

ビルクリーニング技能士検定は、単一等級の資格だった時代は合格率が4割台後半から6割台前半で推移しており、複数の等級による国家資格に変わってから初めて実施された2016年度の試験においても、1級から3級までをあわせた合格率はおよそ5割でした。
そのため、現行のビルクリーニング技能士検定は従来と同様に、日頃の業務をこなしながら必要な技能を覚え、テキストをつかって学科試験対策をしっかりと行っていれば十分合格可能な難易度といえます。
ビルの清掃会社に就職後、ビルクリーニング技能士の資格取得を目指すのであれば1級の合格を目標にしましょう。

あわせて読みたい記事